2016年02月20日

母危篤

昨日、母が父とランチ中に、お寿司を詰まらせて窒息し、心肺停止状態になりました。
救急車で病院に運ばれ、蘇生術を受けましたが、意識不明のまま。

今日、病院のECU(救急救命センター)で、変わり果てた母と対面しました。
人工呼吸器や点滴などのチューブが繋がれた母は、時折、腕をピクッと動かすだけ。
先生のお話では、心臓が止まっていた時間は25分で、その後、強い痙攣もあったので、脳が損傷を受け、殆ど脳死状態だということです。意識が戻ることは100パーセントないと告げられました。
父も私たちも延命治療を望まないので、自然に死へと向かうのを見守り看取ることになります。

先日、85才の誕生日をお祝いしたばかり。一昨日、電話で話した時も普段と変わりありませんでした。
昨日も父と外食していたのですから、本当に突然の出来事です。
あっけなく、母の人生が終わろうとしています。

小津安二郎の「東京物語」を思い出しました。
妻が明日の朝までもつかどうか、と医師に告げられた笠智衆が「そうか…いけんのか…おしまいかのう」とつぶやいたセリフが思い出されました。

私たちは今この現実に直面しています。
母の妹(叔母)に知らせ、娘に知らせ、父を気遣い、母のことを思い、やるべきことをただこなしています。

今夜は、我が家で父も一緒に夕食を食べました。
これからどうするかを少し話し合いました。
父の昔話も聞きました。

涙は流れますが、心の中は驚くほど静かです。
posted by 幸 at 19:28 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。